成人病
脳卒中・がん・心臓病が三大成人病と言われていることは知っていた。
ただ、能天気な私は「ま、自分には関係ない…」と誰でも陥りやすい妙な自信があり、日常で気を使うこともほとんどないまま、50代半ばを迎えている。
肉料理は極力少なくし、ヘルシー料理といわれているものを主にしているし、なんて。
確かに若い頃に比べて体力が~とか、ウエスト回りがちょっと…ってのはあるけど、それが即、身近な人の健康を脅かすものだとも深刻にはとらえていなかった。
「甘い!」と言われるだろうが、なんたって、毎日おいしく食事ができて、たいした病気をすることもなく今日まで生きてこれたのだから。
先日、とーちゃんが人間ドックに行ってきた。
彼は、毎年律儀にGW前後に人間ドックに行く。
検査センターにいるとーちゃんから電話がかかってきた。
「糖尿病の臨界だって。食事について細かい指導があったけど、面倒くさいから今日から夕飯はいらないから、俺の夕飯の心配しなくていいよ」
確かに、毎日遅い時間の夕飯、おまけに食べたあとは、そのままソファーで夜中の2時くらいまでテレビのリモコンを持ったまま、うつらうつら寝ている。
そんな生活を続けていれば、おかしくならないほうがおかしい。
1年前に比べるとウエストは10センチふくらみ、スーツを何着作りなおしたか…。
子どもたちがそれぞれ独立し、定年も目の前に見え始めたころから、生活の「ハリ」がちょっとずつ変化してきたようだ。
自分に言い聞かせるように、「ソファーで寝るのは気持がいい。肩こりが治った」。
それが、とーちゃんから出ていた信号だったのかもしれない。
というわけで、GW明けから夕飯の支度はしなくなってしまった私です。
だって、「食べない」と言っている人の横で食べることは、さすがの私もできない。
サラダや豆腐、海藻などは少しは食べるけど、あとは相変わらずソファーのいつもの席で寝ている。
(おとな愉快団!「チーム三行半」いっけい)






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