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物語のはじまり

今年のお正月の我が家の風景。
本当に久しぶりに家族が揃った。

大阪に転勤している長女、一人暮らしもそろそろ2年になる二女、普段なかなか家にはいない末っ子長男が、全員が揃うと、いつもはガランとした家も狭く感じる。

おまけに今年のお正月はそれぞれの彼氏、彼女に、友達までが集まって、なんとまあ、賑やかだったことか。賑やかというよりは「うるさかった」という表現のほうがいいかもしれないかな?

近所のスーパーが2日から開店していたのは本当に助かった。


とーちゃんと迎えるお正月も30回目近くなり、こんなお正月が来るなんて結婚したころは想像もしていなかった。

長女の彼氏は遠距離恋愛を何とか成就させたいと願っているようだが、当の長女は「東京に戻ってからね~」と、あと3年は待ってほしいと思っているみたい。

二女の彼氏は、つきあいはじめて日が浅いせいか、常に一歩離れた立ち位置で、家族の様子や友達の様子を観察しているみたい。

長男の彼女は、すでに何回も我が家に来ているので、ぬかみそをかきまぜたり台所をさりげなく手伝ってくれる。二人とも、就活真っ最中なので、その話で盛り上がっている。


30年以上も昔、実家でもこんな光景だったなぁ、と思い返す。


あの頃、父はどんな気持で当時の光景を見守っていたのだろうか?
母はどんな気持で台所に立っていたのだろうか。

3人の子どもたちの「結婚物語」が始まりそうな気配を感じながら、一人そんなことを思っていた。


筋書き通りにはいかないイレギュラーな出来事も起こるかもしれないし、案外、平凡に物語が進んでいってしまうかもしれないし・・・・。


願うことは一つ。「いつまでも自分らしくあってほしい」

そして、私も「自分らしく生きたい」


どこの家庭でも繰り返される当たり前な歴史。
そんななかに、じわんと「幸」があるのだろうか?

(おとな愉快団!「チーム三行半」いっけい)

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