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携帯電話の向こう側

母がグループホームに入りました。

弟からメールが入り、「今日、連れていきました」と。

「会いに行って下さい」といわれても、電話番号もない。まあ、ネットで調べるけど。

攻めることもできない。家族ではないし。

お盆休みを利用して、ショートステイを試すから、私もその時期は面倒を見に行けないと、口裏を合わせてほしい。そういわれていたのは、ほんの1ヶ月前。

あれからいろんなことがあって、話が急転直下に進んだ、事の流れはあらかたわかっている。「2~3日預かってほしい」といわれて、「この段階でそれはできない」と断ったのも事実。

そう、弟宛てのメールで言ったから。

「おばあちゃんは私とあなたの母親だけれど、私の家族ではない」とも、「家族で話し合ったことなら従うし、私個人でできることなら何でもする」とも。

それは私自身が、自分の家族と話し合って決めたことだし、いまでも間違っていないと思う。

後になって知ったけれど、携帯電話は置いていったそうです。

どうりで、毎日欠かさずかけてきていた電話がない。もっとも、落ち着くまでは目いっぱいで、電話なんかかけられないだろうけど。

それに、たった3人にしかかけられない電話の、2番を押して私が出ても、誰に話しかけているのか、本人はもうわかってなかったのかもしれないし。

だけど、電話がないことが、これほど堪えたことはない。話す内容は毎回同じ。グループホームに行くことを「どうしようかねぇ、私も迷ってるの」というのを、言葉を尽くして説得してた。家に一人でいるより安心、時間通りにご飯が食べられる云々。

迷いなく行ったのか、覚悟して行ったのか、しぶしぶ行ったか、いやいや行ったか。

母親が自分のまったく知らないところで、寝起きしたり、ご飯を食べたりしていることが、それを想像できないことの心もとなさが、これほどきついものとは、思わなかった。

親が家族でない、その意味の重大さを、しみじみかみ締めているところ。

(おとな愉快団!「チーム三行半」こてちママ)

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コメント

100人いれば100人の老後がある、とわかっているけれど切ないですね。我が家の舅、ショートスティにお盆をかけてお願いしたけれど、さっき電話がかかり、帰りたいとのこと、これから姑が面会にでかけます。

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