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疑惑のソフトボール

夫の所属するソフトボール部の監督(59歳)が、トーナメントの抽選会に行きそびれて、今シーズンの参加は絶望。

ま、もともと出ては負けるチームなので、メンバーもそれほどダメージなさそうだけど、春季大会も試合時間を間違えたり、違う球場に集合をかけたりとミスを連発し、さしもの練習嫌いたちも、さすがにブーイング。でも、ちょっと待てよ…。


「抽選会の日時って、ずっと前から決まっていたことでしょう?」


監督歴20数年。何よりもチームを愛し(その分うるさいけど)、今までこんなこと一度もなかったと、創部以来の古株メンバーも首を傾げる。いくら仕事が立て込んでいたからといったって、何よりも試合のことは優先させていたのに。


「ひょっとしたら…」。


認知症の症状の一つとして、執着心がなくなるというものがある。食べることとか、お金のこととか、「生きる」ことに直結する事柄には、逆に固執するようになるけれど、それまで好んでいた趣味や人との交際などには、極端に興味を失っていく傾向がある。いわゆる大脳新皮質のつかさどる分野ですね。

もしかしたら、という懸念がにわかに浮上。たとえ弱小チームでも、年に一度のリーグ戦。老体にムチ打って、それ相応の楽しみはあるだろうに、当の忘れた本人は、大して悔いてるふうもなく。

実際、男性の、ちょうどこの年齢の認知症は発見しにくいとされる。もっと若けりゃ(若年性ですね)仕事に支障を来すから、社会を含め周囲が放っておかないし、もっと年を取っていれば、家族がそこそこ注意深く観察する。閑職とはいえ、毎日ルーティン(惰性ですね)で会社には通っているし、仕事の内容も重要ではないから、それほど迷惑がかからない。

一方、家庭のほうは、「好きなこと勝手にやってればいいや」と放置。よほど夫婦仲がよくて、一挙手一投足、お互いが気になるなら話は別だけど。

女性の場合も同じだけれど、男の人よりは、早めに気づいて助言する人が近くにいる。男はね、お互いのことに無関心だから。というより、傷つけ合うのが怖いから、敢えて触れようとしない。


「早いうちに言ったほうがいいよ」

「って、どうすりゃいいんだよ」


そういえばそうだ。大して親しくない奥さんに、ご主人の認知症が心配だ、なんていえるわけない。うーん、こういうとき、家族から見離された趣味の仲間の立場というのは、弱いもんですね。

(おとな愉快団!「チーム三行半」こてちママ)

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コメント

チーム三行半のみなさま、ご無沙汰しております。

コメントをしようと思うのですが、なぜか手が震えてキーボードが叩けません。
今日は勇気を奮い起こして…。

59歳認知症の疑い?
そういわれれば、私なんぞ認知症そのもの。
忘れていた用事を思い出す⇒PCを閉じて部屋の電気を消す⇒自室のドアを開ける⇒2~3ポ歩く⇒忘れていた用事を忘れている。

いまだ周辺の男どもには認知症だと言われたことはないが、自分自身はうすうす気がついている。

問題は、それを奥さんや周囲の人から指摘されたときだが、私なら断固否定する。

ボケたらこっちのもの、早く世間のしがらみから開放されて自分の思うがままに生きたいから。

えへへ。

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