デジカメ俳句塾11月期・投票結果発表!
■脳に効く デジカメ俳句塾 11月期の入選作品■
暖冬のせいか、11月期は投稿がちょっと少なかったのですが、今回初投稿で入選された団員さんもいらっしゃいました。投票結果はまたまた接戦で、同点入選が2作品。11月期の入選作品は次の4作品です。
【11月期の入選作品】
秋風に命散らして染める路(モコさん)
<入選によせて>
今回の写真は紅葉している木も美しいけど、落ち葉のけなげさにハッとさせられて、写真を写す段階で一句できそうな予感がしましたけど、まさか入選するなんてそこまでは予感しませんでした。
(おとな愉快団! モコ)
<投票団員の感想コメント>
○秀句。巧い。命の一語が光る。落葉も命なのだと気づかされ紅葉に命を見る感性に1票! うなってこの句ができたとは。
<塾長から>
モコさんは秋田から東北の秋を送ってくれました。
紅葉を落ち葉で表現した着眼点が見事ですね。
右側の影を入れることで画面構成に変化がついています。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
落ち葉を単に綺麗な色、と片付けず、一枚一枚の葉は命を散らしている、という見事な捉え方が感銘を受けたのだと思います。
(おとな愉快団! 泰山木)
裸木をぬけ入るひかりやわらかく(SZさん)
<入選によせて>
旭川の実家に行ったときに初めて詠んだ句です。
デジカメも俳句も初心者で、カメラのピントの合わせ方もフラッシュの使い方もわからないまま写した写真です。そんな私の句が入選とは申し訳ない気持ちですが、いただいた1票1票は「がんばれ!」という応援の1票と受けとめています。ありがとうございました。
(おとな愉快団! SZ)
<投票団員の感想コメント>
○裸木が好きで一点。冬の弱い光の中の林が想像できます。
<塾長から>
SZさんは初めての投稿で入選されました。
SZさんは接写がお得意なのですが、この画は大きな木、それも逆光で撮影されました。
句に反応して撮影された画像ですね。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
北海道のすっかり葉をおとした木々、葉があると暗い林も、裸木となると明るい光景となっている。というように理解しました。作者の思いは違うようでした。
(おとな愉快団! 泰山木)
ひんやりと雨は静かに草紅葉(SZさん)
<入選によせて>
俳句塾初の吟行会が予定されたその日は生憎の雨で中止になってしまいましたが、塾頭、塾長について吟行会予定の場所、東御苑へ。「草紅葉」という季語を教えていただき、どうしても「草紅葉」で詠んでみたくて、毎日写真とにらめっこの末の一句です。
(おとな愉快団! SZ)
<投票団員の感想コメント>
○しっとりとした句と、草紅葉というなかなか気づかない素材に惹かれました。
<塾長から>
今回SZさんは2作品の入選です。
この作品は吟行でご一緒したときの句です。
生憎の雨模様でしたが、雨中でも撮影は出来るという見本ですね。
私もここで「草紅葉」の季語を修得いたしました。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
SZさんが二句入選。おめでとうございます。初めて詠んだ句だそうです。
草紅葉の写真が美しいと思います。
(おとな愉快団! 泰山木)
大台のトウヒ悲しき秋の蒼(mrs_cさん)
<入選によせて>
俳句入門の記念すべき句です。とにかく五七五になるよう指を折りました。
(おとな愉快団! mrs_c)
<投票団員の感想コメント>
○枯れ木立の悲しみと写真の蒼のバランスがとてもいいです。
<塾長から>
mrs_cさんも初めての投稿で、見事入選されました。
手前に黒い樹を持ってきて、奥に白い林を持ってきたドラマチックな画像構成が良いですね。
恥ずかしながら私は「トウヒ」を知らず、調べて松の一種と知りました。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
立ち枯れのトウヒでしょうか。このような情景が日本全国に増えています。
今の内に真剣に対処しなくては、という警告と悲しみの句と感じます。
(おとな愉快団! 泰山木)
■11月期の総評■
<塾長から>
11月期の投稿作品は秋らしい自然の風景の画像と句が多く、
初めて投稿された方が3名もありました。
今回は同点句が2句あり、4作品の入選となりました。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
11月は投句が少なく、選句も難しかったと思います。
このフォーラムの目的である、写真と俳句のコラボレーションというのは、簡単そうでなかなか手の混んだ遊びです。
写真が先か、句が先か。それぞれ異なると思いますが、これぞと思う対象を見つける努力が大変ですよね。
今月も皆様、いい視点の句が入選していると思いました。
(おとな愉快団! 泰山木)






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