デジカメ俳句塾10月期・投票結果発表!
■脳に効く デジカメ俳句塾 10月期の入選作品■
10月期は投票の結果、3位作品4作が同点となり、入選作品が6作となりました。
過去にも入選した「常連作者さん」が登場する一方で、「俳句塾」フォーラムでは新たに作品作りをはじめた団員さんも。作品も、はっとさせられるすばらしいものが多く、年間大賞が楽しみになってきましたね。
さて、10月期の入選作品は次の6作品です。
【10月期の入選作品】
<入選によせて>
闇夜の写真の悪戯でできたゴースト(※)を捨てるのももったいなく、こじ付けで詠んだ戯れ句です。こんな句に投票していただいた方は相当な呑ん兵衛かと思いますね。
(おとな愉快団! 何歩)
※ゴースト……画面内に太陽や強い光の反射が入ったとき、レンズの反射によって実在しないものが写ること。撮影テクニックとして、意図的にゴーストを写す場合もある。
<投票団員の感想コメント>
○不思議な写真とそれを酔いのせいに詠んだ狙い目の斬新さに1票!
<塾長から>
デジカメに写ったゴーストを月が2つ見えたと詠んでいる、何歩さん諧謔の2作入選です。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
これは写真を写すときのテクニックだそうですが、酔眼朦朧としている状態を、映像でよくとらえたと思います。写真があって句を詠んだのでしょう。
(おとな愉快団! 泰山木)
<入選によせて>
自宅からほどない所に多摩川が流れています。下流域の六郷辺りの河川敷には地方競馬の練習コースがありまして、少年時代から見慣れた風景です。天高い秋空から馬(駒)を連想しました。そのころ話題になっていた「天駆ける馬」ディープインパクトが念頭にあったことはいうまでもありません。ただ、パドックと駒と天をどうつなぐのかには少々悩みました。
(おとな愉快団! 何歩)
<塾長から>
ピーカンの秋空が澄み渡り、空高くとなれば馬を連想しますね。
ところが画像に馬の姿はありません。無人の馬場が拡がるばかりです。
何歩さんらしいウィットの利いたデジカメ俳句です。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
視点が個性的。カタカナを句に入れるのは難しいといわれているが、見事に詠みきっている。
天高しで競争の終わった競馬場のさわやかさを感じる。勿論泣いている人もいるでしょうが……
(おとな愉快団! 泰山木)
<入選によせて>
今回は里山の秋の風景を題材にしました。
仕事で今住んでいる場所よりかなり田舎に行きましたが、民家があり、畑があり、天日干しのはざかけがあり、何故か心惹かれた風景でしたので一句作りました。
(おとな愉快団! VV)
<投票団員の感想コメント>
○心優しくなれる光景です。
<塾長から>
デジカメ俳句塾常連のVVさん3度目の入選。
懐かしさを覚える里の風景、刈り取られた稲を干している稲架が深まる秋を表現しています。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
静かな、静かな里。今は住む人も少なく、静けさだけが残っている。
懐かしい里山の原風景をうつしとった写真と句です。
(おとな愉快団! 泰山木)
<入選によせて>
まさか自分が入選するなんて……あまりびっくりして口あんぐりで言葉も出ませんでした。
半年前には自分が俳句? しかもデジカメ俳句をやるなどとは夢にも思っておりませんでした。
最初のころは絞って捻ってやっとの思いで恐る恐る投稿すると泰山木師匠、朔山先生の厳しくも優しい添削に落ち込んだり、たまに喜んだりと……でも段々楽しくなっていくのが自分でも感じられてきました。
今回の写真は紅葉している木も美しいけど、落ち葉のけなげさにハッとさせられて写真を写す段階で、一句できそうな予感がしましたけど、まさか入選するなんてそこまでは予感しませんでした。
(おとな愉快団! モコ)
<塾長から>
蔦紅葉を半逆光でとらえ、葉のきらめきが植物の生命力を表現しています。シンプルな風景写真に仕上げました。モコさん初めての入選です。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
蔦は必ず何かに巻きついて生きていく。それもしたたかに。
蔦の習性をちょっと皮肉な目で詠んだところが面白い句と思いました。
(おとな愉快団! 泰山木)
<入選によせて>
3機のクレーンが組み立てていく駅ビル。毎日の通勤時に少しずつ高くなっていくのを見ています。現在はさらに工事が進み、ビルの外観ができてきました。句は深く考えておらず、思いつくままの言葉遊びレベルです。
(おとな愉快団! 《ヒロ》)
<投票団員の感想コメント>
○写真に惹かれました。
<塾長から>
真っ青な空に真っ赤なクレーンの色彩がきれいですね。
順光で撮影したコントラストの利いた画像です。《ヒロ》さん2度目の入選です。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
高々と空に伸びるクレーン。私は何度も句にしたいと思っていましたが、なかなかまとまりません。
空を引き込む、という言葉が利いています。
(おとな愉快団! 泰山木)
<入選によせて>
私はコスモス畑の作品に興味を持っていたものですから、金木犀の花の作品が選ばれたと聞いた時には人の見る目ってさまざまなんだと感じたのが本音でしたね。
私の場合見て感じた事を詠んでるので苦労とか面白かったとかは無いですね。
(おとな愉快団! AI)
<投票団員の感想コメント>
○宵闇の甘い芳香に人みな酔いしれる。
<塾長から>
夜になって金木犀の香りに誘われての撮影でしょうか?
金木犀の香りが漂ってくるようです。AIさんも2度目の入選です。
(おとな愉快団! 朔山)
<塾頭から>
金木犀の香る夕方。なんとなく穏やかな気持ちになります。
それを素直に詠んだ句です。作者の優しさがわかります。
(おとな愉快団! 泰山木)






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