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デジカメ俳句塾8月期・投票結果発表!

8月から始まった「デジカメ俳句塾」、最初の月の年間大賞エントリー作品を選ぶ団員投票が行われました。団員のみなさんで、「デジカメ俳句専用投票ページ」から匿名で投票し、それぞれ気に入った1作品を選びました。選挙管理委員長・たまちゃんによると、序盤から各作品に票が入り大接戦に。接戦はそのまま締め切りまで続き、上位2作品が同数票という結果になりました。

8月期の年間大賞エントリー作品に選ばれたのはこちらの3作品です。

(おとな愉快団!スタッフ さやか

【8月期の入選作品】

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水温みまどろむ鴨の尻緩む(何歩さん)

<入選によせて>
大変に嬉しいです。投票していただいた愉快団の皆さんに感謝します。俳句は全くの素人ですが、歌舞伎が好きで、黙阿弥の三人吉三なんかもよく観ていますから、5-7-5という日本人が馴染んできた言葉のリズムには日ごろから心地よくはまっています。芝居の台詞のノリで俳句を詠むというのが何歩流でしょうか。
鴨の写真は、のどかな春の風景を切り取ろうと思って目黒川の垂れ桜並木を歩いていて、鴨の動きに注目しました。30分ほど眺めながら、200ミリズームで「脱糞」の瞬間を狙い撃ちしました。鴨が「誰かに見られたかな?」という表情で辺りを見回していたのが、可笑しかった。俳句はその直後、鴨の屁のように自然に言葉になって出てきました。

(おとな愉快団! 何歩)

<塾長から>
この写真は、見つけた・カメラを向けたで、すぐに撮れる写真ではありません。何歩さんは橋の上から30分あまりも鴨の生態を観察していたそうです。だからこそ絶好のシャッターチャンスをものにすることが出来ました。執念の作品です。
でもそれを感じさせない諧謔溢れる作品に仕上げているのは、何歩さんのお人柄ですね。

(おとな愉快団! 朔山

<塾頭から>
8月は夏ではありますが、初めての投句なので、季節はあまり厳密には問わない事にしました。
桜の頃、人も鴨ものんびりとしている様子が読めます。
デジカメ俳句塾ならではの句です。写真が無いと何を詠んだか定かではなくなります。映像と言葉が一体となった秀句と思います。
こういう景はなかなか詠むのは難しいと思います。川柳をお好きな方らしく、視点が違います。

(おとな愉快団! 泰山木


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風わたり波打つ野原すすきの穂(Vさん)

<入選によせて>
まさか入選するとは思ってもいませんでしたので、ただただ頭の中が真っ白状態でした。
今回は地の利を活かして、最初から「すすき」をテーマに決めて句を作り、その後、空の色、雲、風の流れを見ながらシャッターチャンスを狙っていました。
デジカメと俳句のコラボレーションは画期的で、最近は常に頭の中で創作の試行錯誤をしています。

(おとな愉快団! V)

<塾長から>
Vさんのすすきの写真。
Vさんは信州にお住まいで、撮影環境に恵まれていらっしゃいますが、それを上手に活かした撮影活動をされています。
この写真は高原の爽やかな秋の青空と風が見事にとらえられています。Vさんならではの作品です。

(おとな愉快団! 朔山)

<塾頭から>
一陣の風に揺れるすすきの原。秋さなかです。
俳句とは自然を観察して詠む。その典型的な句と思います。
写真がまた素晴らしく、多分文句なく秀句と思います。

(おとな愉快団! 泰山木)


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向日葵が私し綺麗と背を向けて(愛ちゃんさん)

<入選によせて>
お祝いの足跡メッセージが入り初めて入選を知りました。
この向日葵の種は、阪神淡路大震災で亡くなられた女の子、「あすかちゃん」の焼け跡に大きな向日葵が咲き、震災で落ち込んでいた皆さんに復興への希望を持たせた向日葵の種です。
大阪の団員さんから愛媛県に送って頂いた大事な種なので枯らさないようにと大事々に育てた向日葵です。
向日葵の花は太陽に向かって咲くものだから、大事に育てた私には背を向けてご近所の方を向き咲くんですよ(笑)。
【向日葵が私綺麗と背を向けて】見て感じたまま詠みました。

(おとな愉快団! 愛ちゃん)

<塾長から>
愛ちゃんの向日葵の写真。
家庭菜園に咲いた向日葵に着眼点を置いた主婦らしい写真です。
向日葵を擬人化し、大切に育てた愛情を感じさせる、愛ちゃんらしい作品です。

(おとな愉快団! 朔山)

<塾頭から>
泰山木さんコメント
素直な少女が詠んだのかな、と思える句。作者の瑞々しい感性が表れています。選んだ方達は自分の中で失われつつある、感じる気持ちを思いだしたのかもしれません。
向日葵がこちらを向かず何故か他の花とは背を向けて居る。
綺麗さに自信のある向日葵なのだろう。

(おとな愉快団! 泰山木)

【8月期の総評】

<塾長から>
地方に住んでいる塾生達からは、その土地でしか撮れない作品が届けられ、楽しく鑑賞させて貰いました。
出かけるときはカメラを持っていくのが習慣になった、という嬉しいコメントもいただきました。
写真の上達法は、とにかく沢山シャッターを切ることです。
塾生諸君、益々の精進を!

(おとな愉快団! 朔山)

<塾頭から>
皆さん、驚くほど良い写真、句を送ってくださる。10句選くらいにしたかったが、一年たったら120句になってしまい、年間大賞を選ぶのが大変と3句選となる。選に漏れたが良い句は一杯あり、何かの機会に又ご披露できたら良いな、と考えている。
俳句は季節感が大事。写真も今を撮る事。是非楽しんでいただきたいと思います。

(おとな愉快団! 泰山木)

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